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悪臭防止法とは<後編> ~臭気指数~

前回、悪臭防止法について簡単にご紹介しましたが、今回は後編として悪臭防止法に規定されている臭気指数について簡単にご紹介します。

臭気指数

においのある物質は数十万種類以上あると言われ、特定悪臭物質の規制だけでは限界があることから、人間の嗅覚を用いて悪臭の程度を数値化する「臭気指数」による規制が平成7年から悪臭防止法に導入されました。

嗅覚測定法

人間の嗅覚を用いて悪臭を測定する方法は嗅覚測定法と呼ばれ、いくつかの方法が考案されてきました。このうち、悪臭防止法の臭気指数の測定には、三点比較式臭袋法が採用されています。

三点比較式臭袋法

 測定の概要

  1. オペレーター(臭気判定士)が無臭空気を入れたポリエステル製の「におい袋」を3袋用意し、そのうちの1袋に試料を入れ、所定の希釈倍率に調製する。
  2. パネル6人がそれぞれ「におい袋」を嗅いで、3袋のうち試料が入っている袋を選び出す。
  3. 希釈倍率を変え、臭いが感じられなくなるまでこれを繰り返す。
  4. パネル6人のうち、判定成績が一番良いパネルと一番悪いパネルの結果は除外し、中間の4人の判定結果を集計して臭気指数を算出する。

6人のパネルには、あらかじめ嗅覚検査をおこない、嗅覚に異常がないことを確認しておきます。判定成績が上下2人の結果を除外するのは、統計学的により平均的な結果を算出するためです。

臭気判定士

悪臭防止法に基づいて臭気指数の測定をおこなうためには、臭気判定士の資格が必要です。

 臭気判定士の資格条件

  1. 18歳以上であること(学歴、実務経験は不問)
  2. 臭気判定士試験(筆記)に合格すること
  3. 嗅覚検査に合格すること

よく誤解されるのですが、臭気判定士は敏感な嗅覚を持っていて自らにおいを嗅ぎ分けていくと思われがちですが、実際には特に敏感な嗅覚が必要なわけではなく、むしろ三点比較式臭袋法を始めとした嗅覚測定法や悪臭防止法などの法令に関する知識が必要とされ、筆記による臭気判定士試験に合格し、嗅覚に異常がなければ資格を得ることができます。「三点比較式臭袋法」の項でもお分かりのように、実際ににおいを嗅ぐのはパネルであり、臭気判定士はオペレーターとして測定全体を統括・管理する立場なのです。

余談ながら、嗅覚測定法の実施には臭気判定士の資格が必要ですが、特定悪臭物質の測定には環境計量士(濃度)という別の資格が必要になります。

日本環境では悪臭防止法に基づく臭気指数測定をおこなっています。             測定・分析のお問い合わせ、ご依頼は下記の営業担当又は各支店までご連絡下さい(ご連絡の際「ブログを見た」といって頂けると助かります)。

■営業担当:横浜営業グループ 竹村                               TEL:045-780-3848 FAX:045-780-3859                             mail:eigyo@n-kankyo.com

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